高山陣屋の見どころは何?
所要時間も知りたいな
今回はこのような声にお答えしていきます。
高山陣屋は、江戸から派遣された代官や郡代が、年貢を取り立てたり罪人を裁いたりしていた場所。江戸幕府が飛騨国を直轄領として管理するために設置した、歴史的背景が強い人気スポットです。
飛騨高山観光の際に、ぜひ一度は立ち寄るべきと称される格式ある場所!
そこで今回は、高山陣屋の見どころ・所要時間・アクセス・駐車場などを紹介していきます。
高山陣屋について
施設名 | 高山陣屋 |
---|---|
住所 | 〒506-0012 岐阜県高山市八軒町1丁目5 |
アクセス | JR高山駅から徒歩10分 |
駐車場 | なし (周辺コインパーキングあり) |
営業時間 | 8時45分~17時00分 |
所要時間 | 約1時間 |
備考 | ガイドツアーサービスあり |
Googleの口コミ |
飛騨高山の高山陣屋の基本情報は、上記のとおりです。
戦場となることを想定した城と異なり、行政、警察、裁判をまとめて担ったお役所。江戸時代、一般的に藩主は領地をおさめるために城をつくりましたが、石高の少ない藩は城ではなく、陣屋を持ちました。
また、施設内には大人から学生までわかりやすい説明書き看板があるため、わかりやすく安心して館内を回れます。
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでも二つ星を獲得している人気なスポットです!
高山陣屋 口コミ・評価
- 管理もスタッフの対応も文句無し
- 施設内の順路で混み合わないため、記念写真を撮りやすい
- 靴を脱ぐため、靴下の汚れが気になる
- 施設内が想像以上に広くて、見ごたえがある
- 歴史好きにはたまらない場所
- 無料で説明をガイドから聞けるサービスが良いと感じる
参考元:Google・じゃらん
- 靴を脱いで施設を回る為、冬季は冷えて寒い
参考元:Google・じゃらん
- 説明書きの看板が遠く、読めない場所があった
- 館内が広いため、人が多くても写真を撮りやすい
高山陣屋の口コミ・評価は上記になります。
幕末には全国に60ヶ所以上の郡代・代官所(役所や役人たちの官舎、蔵などで構成されている場所)がありましたが、当時の建物が残っているのは日本全国を見ても高山陣屋だけ。
歴史好きにはたまらない!という声が多く見受けられました。施設内は、靴を脱いで回るため冬季は足元の防寒対策を忘れずに。
国史跡に指定された名所は、大人も子供も楽しめます!
高山陣屋の見どころ・魅力を実際に行って紹介!所要時間は?
所要時間 | 約1時間 |
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ガイドツアー | 通常説明50分~60分ほど https://jinya.gifu.jp/guide/guidetour/ |
見どころ・魅力 | 畳のヘリの種類が、格式によって異なる 釘の頭を隠すための装飾「真向兎」が、152個ある 高山城取り壊しの際に三ノ丸の米蔵を移築した「御蔵」がある 大広間や役宅から眺める日本庭園で、四季折々の表情を楽しめる |
高山陣屋の見どころ・魅力をご紹介します。
筆者が高山陣屋を楽しんだところ、所要時間は1時間ほどでした。展示品が多いため、比較的ゆったりと過ごせます!
高山陣屋の見どころは沢山ありますが、特に釘の頭を隠すための装飾「真向兎」は必見。ウサギの大きな耳は「民衆の声をよく聞き、よい政治をおこなう志」のシンボルであると言われています。
また、施設内は一部の展示品を除き撮影OK。スマホを片手に、巡りましょう!
\手ぶら観光が便利なスマホショルダー/
靴を脱いで、施設を見学!
紫色の大きな幕に徳川家の葵紋が描かれた玄関幕をくぐり、靴を脱ぎます。靴入れの袋をスタッフから受け取り、袋に入れて持ち運びましょう。
玄関前には、無料で高山陣屋の説明をガイドから聞けるサービスがあります。パンフレットだけではわからない事や補足の説明もしてくださるので、勉強になりますよ!
施設内に、役人が仕事をする事務所である「御役所」や「御用場」があります。
それぞれの場所には、簡潔に説明書きの看板があります。日本語と英語、中国語で記載しているため世界中の観光客が「おおっ」と感動しながら施設内を巡る様子に筆者は嬉しく感じました!
国境を越えて、歴史を学べる点が最高です♡
日本の伝統文化が、世界に伝わる雰囲気が素敵でした!
\説明書き看板が、見づらい方は持参がオススメ!/
当時から受け継がれる文化
玄関正面の壁には、青海波(せいがいは)という模様があります。
海の波をデザインしており、「海の波のように終わりのない、どこまでも永遠に続く徳川の世」を願う縁起物として使用されています。
歴史的な書物、地図などの資料なども目の前で鑑賞でき、生活用具の扱い方や、仕事、生き方を感じられます。
昔の雰囲気を、肌で感じられますよ…!
歴史を感じる部屋や景色の数々
年貢米や展示品がある「御蔵」
年貢米を保管していた「御蔵」は、高山城取り壊しの際に三ノ丸の米蔵を移築したもの。
近隣の村々から納められた年貢米を収納する米蔵で、全国でも最古・最大級を誇ります!1棟あたり8つの部屋に区切られており、1部屋で約2,000俵の年貢米を収納可能。
当時の食事が、食品サンプルで再現されていました。
他にも、飛騨国が幕府直轄領だった時代の歴史的な書や地図など、数々の資料が展示されています!
よりリアルに感じます…!
高山陣屋の予約方法・割引・アクセス
高山陣屋の予約方法・割引・アクセスをまとめます。
高山陣屋の入場に関しては、予約は不可です。ただし、高山陣屋を無料で解説するガイドのみ事前予約が可能!無料で50〜60分の施設案内が受けられますよ。
割引は特にないため、入場料金を現地で支払いましょう。
住所:岐阜県高山市八軒町1丁目5
- JR高山駅より徒歩10分
- 駐車場なし
- 市街地にコインパーキングあり
駅チカで、アクセスが便利です!
高山陣屋周辺 食べ歩き情報について
- 「みずま」で五平餅とみだらしだんごを楽しむ
- 「飛騨牛まん本舗」で飛騨牛を楽しむ
- 「森羅 飛騨こって牛」で飛騨牛にぎり寿司を楽しむ
- 「原田酒造場」で山車大吟醸酒ソフトクリームを楽しむ
- 「船坂酒造店」で日本酒の試飲を楽しむ
高山陣屋周辺には、食べ歩きグルメが充実しています。施設内をゆったりと巡った後に、ぜひグルメも楽しみましょう!
また、高山陣屋前では、毎日朝市を開催しています。高山市内においては宮川朝市と並び陣屋朝市として親しまれていますよ!
毎年4月14日・15日に開催される春の高山祭では、陣屋前の広場で獅子舞や闘鶏楽などの祭行列を鑑賞できます。
\飛騨の食べ歩きグルメを味わおう!/
飛騨高山のおすすめホテルについて
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楽しい旅行になりますように!
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筆者が激推しするホテルを、見どころとあわせてまとめました!
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まとめ
今回の記事はいかがでしたか?
江戸期の役所の役割を果たし、書類などを作成するところや休憩所が集う高山陣屋。米蔵や裁判所の役割を持ち、幅広く飛騨国を管理していた歴史的背景がわかりますよ!
ぜひ、足を運んで歴史を学んでみてください!