飛騨高山へ旅行に行く!
伝統工芸品を作成する体験をしたいな
今回の記事ではこのような声にお答えしていきます。
旅行好きな方の中には、モノづくり体験を旅行プランに入れたい方も多いはず。信頼を寄せる方と一緒に体験をすることで、仲を深めたりゆったりと体験時間を過ごすことで和やかに会話も弾みます。
そういった強く絆を感じたい方には、ぜひ「飛騨高山まちの体験交流館」に足を運んでみて!館内では、昔から飛騨地方に伝わる伝統工芸品の製作体験が楽しめます。
また、スタッフに頼めば体験している姿の写真や動画を撮ることもできちゃいます!SNSに投稿することで、仲の良さもアピールでき思い出になりますよ。
そこで今回は、飛騨高山観光でおすすめの飛騨高山まちの体験交流館をご紹介します。
飛騨高山まちの体験交流館とは?概要について
基本情報 | 詳細 ※2023年12月時点 |
---|---|
住所 | 岐阜県高山市上一之町35-1 |
定休日 | 年中無休(臨時休館あり) |
アクセス(車) | 高山駅から車で約2分 |
(バス) | アクセス「匠バス(東西線)」ルート&「まちなみバス」ルート 【MT23】まちの博物館前(まちなみバスは、右回り線のみ停車) | 市内循環バス(100円バス)の、
駐車場 | (近隣コインパーキング) | 身体障害者駐車場のみ
営業時間 | (予約の場合は、16時以降可) | 体験交流館:9時~16時
飛騨高山まちの体験交流館は、伝統文化交流拠点施設として飛騨の匠が誇る工芸品・モノづくり体験ができる施設です。
歴史的な建物を活用した空間で、伝統工芸の実演や販売も行うので観光客や地元民が集います。
年中無休なので、いつでも楽しめますよ!
飛騨高山まちの体験交流館で実演鑑賞・体験できる内容
実演・体験名 | 内容 |
---|---|
一位一刀彫 | 数種類の彫刻刀を使用し、バターナイフや勾玉を製作する体験 |
さるぼぼ | 完成済みのさるぼぼに、願い事を書いた腹当てとちゃんちゃんこ、お守りを付ける体験 |
宮笠 | 宮笠の材料(ヒデ)を使用し、笠の編み方を体験する |
小屋名しょうけ | 小屋名しょうけ作りの工程である、「横竹の編み込み」を3~5本体験する |
有道しゃくし | すくう部分を特殊な刃物で彫り、しゃくしの形にする体験 |
組みひも | 飛騨高山の丸台を使う、本格的な組紐づくり。 ’飛騨高山の六つ組’【特許取得済み】という全国でもここだけでしかできない特別な技法を体験できる。 |
木時計 | 鮮やかな色の木をはめてオリジナル木時計をつくる体験 |
竹ランプ | 好きな竹とデザインを選び、竹にデザインの紙を貼ってドリルで穴を開ける体験 |
土人形絵付け | 動物や縁起物など、素焼きの人形にアクリル絵の具で柄や表情を絵付けする体験 |
レトロ行灯 | 版木の絵柄を和紙にバレンで刷り、色和紙を好きな形に切り行灯に組み立てる体験 |
筆ペン文字アート | 自由に筆ペンを絵手紙や文字描きで走らせ、自分の世界観を表現できる体験 |
絵馬の色塗り | A4サイズの木版に色を塗り、馬の体を好みの色で仕上げる体験 |
飛騨高山まちの体験交流館では、上記の体験メニューを準備しています。
特におすすめなメニューは、2023年12月に特許を取得した「組紐」。全国でこの場所でしか編めない技法を使うので、希少性が高いです。さらに、しゃくしの中の王者と称される「有道しゃくし」はあまり知られていない飛騨の伝統工芸なので、この機会に体験することをおすすめします!
各々の事業者が集う場所だからこそ、1つ1つの体験内容のクオリティや豊富な知識・話に耳を傾けられる点が魅力。
木を本格的に用いた体験ができるのは、飛騨地域でこの施設だけです!
体験の流れ
飛騨高山まちの体験交流館では、毎日開催するメニューもあれば、曜日ごとに定期的に開催するものまであります。
一部、予約が必要な体験がありますが、ほぼ予約なしで現地で「体験したい!」と申し出ればすぐに体験できます。
予約不要なので、気になる体験メニューが複数ある場合は一度現地で完成品を見てから体験するか判断可能。後悔なくじっくり選べますよ!
良い口コミが多い、組紐体験をしてみた!
\予約しよう/
実際に、筆者は大ヒット映画「君の名は」で憧れていた組紐を体験してきました。良い口コミが多いので、終始ワクワク気分!
体験の流れは、下記になります。
本格的な組紐作りのメインとなる、ヒモを16色の中から3色選びます。
ラメ入り・ラメ無しのヒモがあり、ラメ入りは1本200円の追加料金が発生します。(料金は、2023年12月時点)
好きな色を組み合わせる際、自分のセンスが問われるので慎重に選びましょう。
組紐体験の前に、完成している組紐を1本プレゼントしてもらえます。
筆者は、パートナーとおそろいにしようかなぁと考えたので、淡い水色を選択。喜んでくれると嬉しいなぁと願いながら、選ぶことをおすすめします!
選んだ3本の紐を、順番に編んでいきます。
編む際は、2023年12月に特許取得した編み方で編むので、全国で唯一飛騨高山まちの体験交流館でしかできない組紐が完成しますよ!
全国に組紐文化や編み方はありますが、飛騨でしか体験できない点には非常に価値があります。
組紐の丸台はこちらです!
先端の丸っこい木は重さがあり、編む度に丸台の脚に当たって「カランコロン」と綺麗な音をたてていました。
筆者が、組紐を編む際にグルグルと手を動かしている様子です。糸が長いので、想像以上に長さのある組紐を編めて大満足。
糸を全て使い切ったら、完成です。
糸の後処理は、講師の方が行ってくださるので安心して見届けましょう。ヒモが切れたりほどけることなく頑丈に仕上がったので、「完璧ですね!」とお褒めいたただけました♡
手首・足首・髪を結う際・キーケースなどにつけて楽しめると、アドバイスももらえました。
映画「君の名は」を今一度、復讐してから体験にいくことがおすすめです!
\組紐の様子を、映画でご覧ください!/
体験メニューをご紹介
飛騨高山まちの体験交流館の、体験メニューを抜粋してご紹介します。
竹ランプ作り
\予約しよう/
竹ランプ作り体験では、インテリアとして楽しめる自然を活かした間接照明を作成できます。
ここでは、竹ランプの効果を解説します。
- 幻想的な灯りを楽しめる
- 浴槽やクローゼットに配置すると、カビが発生しなくなる
- 吸湿性は、半永久的
- 丸っこい竹筒の形が可愛い
簡単に持ち運べるサイズなので、配置に困りません
竹ランプのメインとなる、デザインを選びます。
ちなみに、この竹ランプデザインを多くの種類から選べる場所は唯一飛騨高山まちの体験交流館だけとのこと…!貴重すぎて、選ぶ際に時間がかかる方が多いそうです。
花火や流れるような曲線などから、配置したい空間をイメージしてじっくり選びましょう。
選択したデザイン紙を竹に貼り、デザイン通りに穴をあけていきます。
電動ドリルなので、小さなお子様でも簡単に扱えて安心。どんどん穴をあけていく快感と、完成が近づくワクワク感が高まる点が魅力です。
和風な空間に竹ランプを配置すると、夜に浮かび上がる幻想的な光を楽しめます。
心が浄化されていくような、美しい光です…!
上記の写真は、マイケルジャクソン。カッコいいですね!竹ランプ講師の方に、直接問い合わせればこのようなフルオーダーデザインを承るとのことでした。完成は約1週間で、講師の方が作成します。
記念日や思い出として、ランプの光で灯したいデザインがある方は一度相談してみてはいかがでしょうか。
予約サイトは下記をクリック
楽しい体験になりますように!
宮笠作り体験
宮笠作り体験では、下記の写真に使用する材料の「ヒデ」を用いて馬や鳳凰などの動物を作成します。
ここでは、宮笠の特徴を解説します。
- 高山市一之宮町に、江戸時代から伝わる「高山市指定無形文化財」
- 霊山位山から産出する、イチイやヒノキを編み込んで作成
- 通気性が良い
- 水を含むと膨張する
日除け・雨天時・魔除けに使用される宮笠は、下記になります
宮笠は、木材を使用しているので用途が幅広い点が魅力。
通気性が良いので、日差しが激しい時に頭にかぶれば涼しく感じられます。よく、飛騨の農家さんがかぶるシーンを見かけるほど馴染みのある使用方法です…!
水を含むと木が膨張する特性あり。雨や雪が宮笠に当たると木の隙間が塞がれ、水をしのげます。また、飛騨地域の住民が【セミのデザインの宮笠】をかぶっていたところ、落雷から頭を守ったと言い伝えられているので魔除け効果も期待できますよ!
長さが異なる「ヒデ」を使用することで、複雑な模様や低い高さの笠が完成します。
そういった平らな笠を作成する技術は、宮笠だけ!傾斜具合を調整できる点も、技術がつまっている点を感じられますね。
飛騨高山まちの体験交流館がおすすめできる方は?
- 家族
- カップル
- 高齢者
- 外国人
飛騨高山まちの体験交流館がおすすめできる方は、上記になります。
混雑していなければ、ゆったりと自分のペースで作成できます。高齢者や小さいお子様も、マイペースに楽しめるので全世代におすすめ。
歴史好きな方や、外国人にとって日本の民芸品を自らの手で作り上げる体験ができるので、希少性が高く一生の思い出になりますよ。
カップルのデートプランとしても、楽しめますよ!
飛騨高山まちの体験交流館の割引・お得に利用する方法
飛騨高山まちの体験交流館の体験料金は、現地払いだと500円~3,000円と幅広いです。
筆者が体験した組紐体験の場合は、通常料金2,200円に加えて、ラメ入りの紐1本あたり200円追加料金が発生しました。(2023年12月時点)
各体験メニューごとに、オプションがある場合があるので、予算が心配な方は体験前に必ずスタッフの方に確認しましょう。
「料金」と、体験できたという「価値」を天秤にかけると、「価値」が圧勝でした♡
じゃらん
飛騨高山まちの体験交流館の割引・お得に利用する方法は、旅行会社じゃらんが提供するプランを利用する方法。
じゃらんで体験を予約購入すると、ポイントがたまります。ためたポイントは、宿泊予約の際に利用できるので宿泊代が浮きますよ!
じゃらんの利用者にとって、かなり使いやすいです!
予約サイトは下記をクリック
楽しい体験になりますように!
飛騨高山まちの体験交流館の所要時間・体験時間は想定でどれくらい?
10分~30分 | ほぼ、完成しているキットで体験するメニュー |
---|---|
30分~60分 | イチから作成&講師が仕上げをする体験メニュー |
飛騨高山まちの体験交流館の所要時間・滞在時間は、体験するメニューによって異なります。小さいお子様は、集中する時間が短い子が多いので、30分以内で体験できるメニューを推奨します。
ちなみに筆者の体験時間は、約60分。組紐体験の際に講師の方に質問をしたり組紐の由来などお話していただいていたので、通常より長い時間楽しめました!
また、空いているタイミングであれば、写真撮影をお願いすることもお忘れなく!
沢山の思い出を増やしましょう!
飛騨高山まちの体験交流館の車やバス・アクセス方法は?
飛騨高山まちの体験交流館への、車やバス・アクセス方法をご紹介します。
飛騨高山(高山駅)へのアクセス
高速バス予約サイトは下記をクリック
楽しい旅行になりますように!
まずは、飛騨高山(高山駅)に到着する必要があるので、上記の交通手段でお越しくださいませ。
\各県の時間表はこちら/
バスのアクセス
飛騨高山まちの体験交流館へのバスは、市内循環バス(100円バス)を利用しましょう。
高山駅から出発する「匠バス(東西線)・まちなみバス」ルートに乗車し、【MT23】まりの博物館前で降車してください。1時間に1本の運行時間ではありますが、利用客が少ないので確実に乗って移動が可能です。
車のアクセス
飛騨高山まちの体験交流館自体には、駐車場がありません。道路を挟んだ、向かいにある【飛騨高山まちの博物館】に、身体障害者専用駐車場のみ完備されています。
飛騨高山まちの体験交流館から、一番近い駐車場はかみいち駐車場です。基本情報は下記になります。
住所 | 岐阜県高山市上一之町62 |
利用時間 | 終日 |
料金 | 8時から20時 20分までご100円 20時から8時 1時間までごと100円 |
収容数 | 普通車66台 |
まとめ
今回の記事はいかがでしたか?
体験時間を確保したうえで、旅行に行きましょう!
飛騨高山でのモノづくり体験は、記憶と形に残るのでぜひ旅行計画に入れてみてくださいね。今回の記事が参考になれば、幸いです!