飛騨高山へ旅行に行く!
高山祭の絢爛豪華な屋台を見たいな
今回の記事ではこのような声にお答えしていきます。
300年以上の歴史がある秋の高山祭。日本三大美祭に認められた祭に曳き出される秋の高山祭屋台は、一年のうち2日間だけしか鑑賞する機会がありません。
しかし、高山祭屋台会館に行けば、年中・いつでも本物の祭屋台を鑑賞可能!「高山祭の屋台を、一度は見たい!」と願う方には、必ず行って欲しいスポットです。
そこで今回は、飛騨高山の秋の屋台が間近で鑑賞できる高山祭屋台会館をご紹介します。
高山祭屋台会館とは?概要について
基本情報 | 詳細 |
---|---|
住所 | 岐阜県高山市桜町178番地 |
定休日 | 年中無休 |
アクセス(車) | 高山駅から車で約4分 |
(バス) | アクセス「まちなみバス」ルート(右回り線のみ停車) 【M18】八幡宮前 | 市内循環バス(100円バス)の、
駐車場 | あり(有料) |
営業時間 | 9:00~17:00(12月~2月は16:30まで) |
高山祭屋台会館は、毎年10月9日・10日に開催する秋の高山祭の屋台を展示する施設。秋の高山祭屋台は全11台ありますが、3月・7月・11月に入れ替えて、通年4台展示しています。
秋の高山祭が雨天による影響で催しが中止になった際でも、本物の屋台を館内で観られる貴重な場所です!
櫻山八幡宮の境内にある施設なので、アクセス良好ですよ!
高山祭屋台会館のおすすめポイント・見どころ(写真あり)
実際に、筆者が高山祭屋台会館で過ごした道筋や、おすすめポイントを写真付きでご紹介します。
高山祭屋台会館の見どころポイントは、下記になります。
看板を目印に、館内に入る
車は、高山祭屋台会館の目の前にあるコインパーキング(駐車場)に停めて、徒歩で移動します。
入り口でチケットを購入し、施設内に入りましょう。
音声ガイドの機械を受け取る
館内に入場する際、各国の言語で屋台の説明をする音声ガイドの機械を貸し出されます。
希望者のみ渡されるので、必ず受け取りましょう。祭の知識を知らない方でも、簡単に屋台の知識を学べる点が魅力です!
神輿を鑑賞する(通年展示)
重さ2トン半の大きい神輿(みこし)。
重さがあるため、かつぐ際は80人の担ぎ手が必要なほど大がかりなものであった。
神輿の形は八角形をしており、雄大な形態である。壮厳な美しさを誇る優美な装飾は非常に精巧で、「日本一の大神輿」と呼ばれている。
太鼓の上にある3本の御幣は、天照、八幡、春日の3神を表しています。
屋台を鑑賞する(今回は、神楽台)
屋台の行列の先頭を行く屋台。
秋祭りの屋台の中で、唯一屋根がない屋台です。上段には大太鼓を配し、総飾りをくわえた鳳凰一対が羽を広げる姿は圧巻。
飛騨国の国主、「金森家」が寄進した太鼓を乗せているせいか、1861年から1864年に他組のねたみをうけ、大太鼓を鎌で切りつけられたと伝えられています。
太鼓の上にある3本の御幣は、天照、八幡、春日の3神を表しています。
屋台を鑑賞する(今回は、神馬台)
他の屋台のような見送り幕を唯一使っていない屋台。
ミツウロコ状の青い大幕に刺繍された、大般若(はんにゃ)面が印象的。全体的に、赤ではなく青のイメージの屋台である。
屋台の四方に、四神(朱雀、白虎、玄武、青龍)を配しており、勇壮な雰囲気を醸し出すカオスな屋台といえます。
昔は、神馬台の別名を「暴れ馬」といい、祭のときに隣りにあった組などとよくけんかをした話が有名。跳躍する白馬と2人の馬丁の人形を飾っています。
屋台を鑑賞する(今回は、豊明台)
3年かけて大改修を行い、飛騨の匠の大工、彫師、金具師、塗師などの技術を凝縮した絢爛豪華な屋台である。
改修前は、中段部分を天皇が即位する高御座(たかみくら)を模した台形であったため、現在は大幕に唯一八角形の形を残す屋台。
上段の菊花彫刻、下段は唐獅子、中段は牡丹と十二支の彫刻をつけ、祭に華やかな彩を添えている。
屋台を鑑賞する(今回は、行神台)
高山祭屋台の中で唯一正面入り口の扉となっている屋台。
この地域を開いた行者の得を慕い、祭神として役小角(えんのおずの)の人形を飾っている。
創建年代は、1718年以前と言われており最古の屋台の一つ。大火で一部類焼し再興した際に神社建築の様式を取り入れた。
屋台下部に神社の玉垣をデザインし、白い房が6か所下げてコントラストを美しくしている。
2階のギャラリーを鑑賞する
ギャラリーでは屋台の装飾品に関して、説明書きがあります。1つとして同じ形やデザインが無いので、新鮮です。
絢爛豪華な屋台の、1つ1つのパーツの特徴を知った後に、ぜひもう一度屋台を鑑賞してください。知る前とは異なる感動を感じられますよ!
絢爛豪華な高山祭屋台を見る、アイテムをご紹介!
- 遠くの屋台が、近くで鑑賞できる
- 明るく見える
- 軽くて持ち運びやすいのに、機能が優秀
絢爛豪華な高山祭屋台を見るなら、双眼鏡を使いましょう!
屋台鑑賞の際は、ガラス越しなので一定の距離があります。少し距離があるので、しっかりと鑑賞したい方は必ず持参してくださいね。
実際に、筆者も使用しました!
高山祭屋台会館がおすすめできる方は?料金はいくら?
- 家族
- カップル
- 高齢者
- 歴史好きな方
高山祭屋台会館がおすすめできる方は、上記になります。
階段がありますが、専用の昇降機械があるので高齢者でも負担なく館内を巡回可能。飛騨高山の歴史ある屋台と、飛騨の匠の技術を間近で見られる施設なので、家族、カップルで思い出に残る時間にできます!
ガラス張りの屋根がある展示室なので、雨の日でも楽しめますよ。
歴史好きな方は、大興奮間違いなしです!
高山祭屋台会館の料金について
高山祭屋台会館の料金は、大人だと1000円台になります。
鑑賞料金としては、かなりコスパが良いので出し惜しみせず貴重な祭屋台を鑑賞することをおすすめします!
なぜなら毎年、20万人が詰めかける高山祭で祭屋台を鑑賞しようと思っても、人混みのせいで良い画角で写真撮影ができないケースが多いから。高山祭屋台会館は、かなり空いているので撮影がスムーズにすみますよ!
高山祭屋台会館の所要時間・滞在時間は、想定でどれくらい?
20分 | とにかく、屋台を観たい方 |
40分 | 屋台の歴史を学びながら、鑑賞したい方 |
60分〜120分 | 屋台・装飾品・館内のビデオ鑑賞・お土産を見たい方 |
高山祭屋台会館の所要時間・滞在時間は、観たい&知りたい内容によって異なります。ちなみに筆者の滞在時間は、1時間半でした!
目的は様々あるので、上記の表を参考にしてください。
歴史をしっかり学ぶなら、1〜2時間予定することがおすすめです
限定のお土産が可愛い
飛騨高山祭屋台会館の2階にある、限定のお土産がかなり可愛いです!
「獅子さるぼぼ」は、上記の写真になります。片手で獅子舞でおなじみの獅子の顔を持ち、伝統的な衣装を着ているさるぼぼを記念に持ち帰ってみてはいかがでしょうか?
\獅子さるぼぼはこちら!/
高山祭屋台会館の割引・お得に利用する方法
高山祭屋台会館の割引を、特にお得に利用する方法をご紹介します。
少しでも、費用を抑えられますよ!
じゃらん
高山祭屋台会館の割引・お得に利用する方法は、旅行会社じゃらんが提供するプランを利用する方法。
じゃらんでチケットを購入すると、ポイントがたまります。ためたポイントは、宿泊予約の際に利用できるので宿泊代が浮きますよ!
徒歩で1分以内に到着する、桜山日光館も入館できるのでお得です。
じゃらんの利用者にとって、かなり使いやすいです!
高山祭屋台会館への車やバス・アクセス方法は?
高山祭屋台会館への、車やバス・アクセス方法をご紹介します。
飛騨高山(高山駅)へのアクセス
高速バス予約サイトは下記をクリック
楽しい旅行になりますように!
まずは、飛騨高山(高山駅)に到着する必要があるので、上記の交通手段でお越しくださいませ。
\各県の時間表はこちら/
バスのアクセス
高山祭屋台会館へのバスは、市内循環バス(100円バス)を利用しましょう。
高山駅から出発する「まちなみバス(右回り線のみ停車)」ルートに乗車し、【M18】八幡宮前で降車してください。1時間に1本の運行時間ではありますが、利用客が少ないので確実に乗って移動が可能です。
車のアクセス
高山祭屋台会館は、高山駅から車で約5分の距離にあります。
一方通行の道が多いので、初めて車で向かう場合は下記の住所などをカーナビゲーションに入力し、向かってください。
入力事項 | 内容 |
---|---|
住所 | 岐阜県高山市桜町178番地 |
電話番号 | 0577-32-5100 |
名称 | 高山祭屋台会館 |
高山祭屋台会館の駐車場・周辺情報
高山祭屋台会館には、駐車場が完備されています。
しかし、秋の高山祭の際は、近隣コインパーキングに停める必要があります。駐車場情報は、下記の記事を参考にしてください!
高山祭屋台会館の周辺情報
高山祭屋台会館の周辺には、櫻山八幡宮があります。
縁起を担ぎたい方は、併せて観光することがおすすめです!おみくじを引いて、運気を飛騨高山で知ると楽しめますよ。
まとめ
今回の記事はいかがでしたか?
飛騨に伝わる伝統工芸の数々が印象的な祭屋台。飛騨春慶塗りや一位一刀彫、装飾が飾られた、絢爛豪華な祭屋台をぜひ現地でご覧ください!
素敵な思い出になることを願っております!